銀河ねこみみ帝国は、平安時代風のゆるふわな姫まんがと、銀河・多元宇宙規模のSFを、同じ世界に置いた創作企画です。
かわいい日常と、宇宙の果てを同じ画面に。
物語の中心にいるのは、二十一世紀前半の日本から、少し異なる歴史を歩む平安時代へ転生した「ねこみみ姫」。
皇室に連なる高貴な姫ですが、カップメン、お団子、お昼寝、ふかふかしたものが大好きです。
ところが、姫の何気ないひとことを、忠実なしろみみ族と陰陽寮が勅命として受け取り、月面都市や宇宙艦隊まで動かしてしまいます。
姫のひとことから、帝国がはじまりました
ある夜、月を眺めていたねこみみ姫は、こう言いました。
……あの月が欲しいのう。
姫の家臣たちは、これを月面開発の命令と解釈。しろみみ族の安倍晴明は、「陰陽術にございます」と言い張りながらロケットを建造し、月面の「静かの海」には、屋敷、御簾、後宮、宇宙港、農場を備えた巨大都市「月面平安京」が築かれました。
その後、地上の帝は、次の「天治の詔」を発します。
天のすべてを、ねこみみ姫に任せる。
こうして、地球の外から銀河、別宇宙、宇宙と宇宙の間に広がるバルクまでを治める、満留鞠帝国が成立しました。
このサイトでは、その広大な世界を「銀河ねこみみ帝国」としてご案内します。
陰陽寮、通称「なんでもやる寮」
帝国の中枢を担うのは、安倍晴明率いる陰陽寮です。
地上では天候観測や暦、占いを担当する役所に見えますが、月面では事情が違います。
宇宙開発、月面都市建設、天体観測、農場管理、古代文明の調査、艦隊運用、姫のおやつの増産まで。平安時代のほかの省庁には処理できない仕事が、すべて陰陽寮へ持ち込まれます。
そのため帝国内での通称は、「なんでもやる寮」。
安倍晴明は二十一世紀をはるかに超える技術を使いながら、今日もすべてを「陰陽術にございます」で押し通しています。
ねこみみは、宇宙を感じるアンテナです
この世界のねこみみは、かわいいだけの飾りではありません。
ねこみみ姫に強く発現している「ねこみみ因子」は、宇宙の物理定数、時空のゆがみ、真空のゆらぎ、別宇宙との境界などを、身体感覚として受け取る古代文明の力です。
姫本人には、数式ではなく、次のような感覚として伝わります。
この星は、なんだかざらざらするのう。
東の宇宙の匂いが濁っておる。
耳の奥が、ちときしむのじゃ。
姫の「なんかいやじゃ」は、陰陽寮の計測器より先に、宇宙の異常を見つけることがあります。
陰陽寮がその感覚を科学的なデータへ翻訳し、宇宙艦隊司令長官・五条家の姫が、実際の航路や作戦へ変えていきます。
はるか事象の地平を超えて
満留鞠帝国は、人類が暮らす宇宙を越え、さまざまな物理法則を持つ別宇宙へも進出しています。
その先で出会うのが、宇宙のパラメータそのものを変える力を持つ「ねずみみ族」です。
宇宙を感じ、安定させるねこみみ族。宇宙を変え、新しい状態を作り出すねずみみ族。両者の対立は、ときに多元宇宙全体の運命を左右します。
ただし、この物語の戦いでは、無人艦、支援ユニット、捕獲、妨害、お団子による補給線の発見など、なるべく誰も死なない方法が基本です。
宇宙の話はどこまでも大きく。画面の中心にあるのは、姫たちのおやつと、かわいくて少し変な日常です。
帝国の入口
銀河ねこみみ帝国には、物語、キャラクター、設定資料、お買い物、放送など、いくつもの入口があります。最初から順番に読んでも、気になる姫から訪ねても、かわいいものを眺めるだけでもかまいません。
